ノベル

□カナリア
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私は

貴方に言いました


『私はペンギン。』と



本当の私は
ペンギンより
劣ります。


だけど
見栄をはって
そう答えてしまった

私は貴方に
恋をした。

日に日に想いは
募ります。

だけど同じだけ
不安も募るの


私は世界で
一番劣ります。


一瞬だけ
神様は言いました

一瞬だけ
人にしてあげよう

だけど
君は保たないかもしれない。
強い力に耐えられず消えてしまうかも
しれない


それでも
いいのか…?と


私はきっと

今のままでは
貴方の目に留まる
事はないでしょう。


私はカナリア
怪我をして
落ちてしまった
私を貴方は
助けてくれました。
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