薔薇乙女小説の時間

□光の集い
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「で、どんな不満なの?」

「あのね。私一回も戦う時によばれた事がないの」

「そ、そう言えばそうねぇ」

「気がつかなかったですぅ」

「うんとね。この前も久しぶりに呼ばれて、張り切って行ったら手紙を出しに行くのについていくだけだったの〜」

ベリーベルは泣きな声で消えていきそうな光りを放っていた。

「泣かないでベリーベル。きっと君のご主人様は君が可愛いから戦わせたくないだけなんだよ」

「うゆ…本当にそう思う…レンピカ?」

「うん。もちろんだよ」

「わ〜い。ありがとうなのレンピカ♪」

ベリーベルは嬉しそうにレンピカに体をすり寄せた。

「こ、こら〜レンピカから離れるですぅ!」

「いやなの〜」

スィドリームも加わりより賑やかになってしまった。

「まったく。あなた達いい加減にしなさあぃ」

メイメイの一声でどうにかこの騒ぎは収まったが…

「ところでホーリエあなたは不満とかはないのぉ?」

「ふっふっふ!あなた達はいいのだわね〜
どうせ私なんか…笑え、笑えよ」

「な、何なのかしら…?その少し前の某特撮やさぐれキャラみたいなセリフは?」

「私何て…私何て、ご主人様があれをしろ、これを調べろっていうから頑張って調べて報告しようとしたら、くんくん探偵を見るのに邪魔だと怒られ、一ヶ月もくんくん探偵についての講義につきあわされたのだわ」

「そ、それは災難だったわねぇ」

「地獄かしら…」

「ホ、ホーリエ落ちつくですぅ…」

「そうだよ…もう過ぎた過去じゃないか」

「ホ、ホーリエ怖いの〜」
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