物語

□好きって言えたら
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僕は沢田綱吉のことが好きらしい


そのことに気付いたのは一月前だ


好きなら無理矢理にでも他の奴にとられる前に僕のものにしてしまえばいい


そう思っているのに実際本人をまえにすると喋ることすらままならない


でも今日は!!
今日こそは告白するんだ!!


そして思いを伝えるべく二年A組に向かった







「沢田いる?」
「雲雀さん!?さ…沢田!!雲雀さんが呼んでるぞ!!」


綱吉が小さな悲鳴をあげてこっちにくる


あ…どうしよう緊張してきた


大丈夫だ僕!!
あんなに脳内シュミレーションしたじゃないか!!!




≡雲雀の脳内≡

「沢田…いや綱吉。僕はずっと君のことが好きだったんだ…僕と付き合ってくれるかい?」

「本当ですか!?実は俺も雲雀さんのことが好きだったんです…こんな俺で良ければ付き合ってください」

「大切にするよ」






≡現実≡


「あの…俺に何かごようですか?」
「さっさわっ沢田!!!」
「はいぃっ!?」
「いいいいいいや、つっつつつっつっ君!!!!」
「うえぇぇぇっ!??」
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