物語

□耳かき
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今俺は恐怖の並盛中の風紀委員長…もとい俺の恋人にすごい勢いでせがまれていた




「耳かきして…」
「いやです」

あんた誰ですか!??
首を軽くかしげても可愛くなんてないですもんっ!!
ときめいたりしないですもんっ!!!



「耳の中ゴロゴロする…」
「……………」
「ねぇ、お願い」
「〜〜〜〜〜!!」


顔が近い!!
息が頬に…!!


恥ずかしくて死ぬ!!


「わかりましたから離れてください!!」
「やった…!!」


そんな万歳してまで喜ばないでください!!

はぁー…


「ぢゃぁここ寝てください」


俺は自分の膝をポンポンと叩いた


そしたら何故か雲雀さんは赤くなった顔を手で覆っていた


具合でも悪いのかと思って声をかけようとしたら雲雀さんは膝の上に頭を置いた

身体が丸まっているところが凄く可愛く思えてくる


クスクスと笑っていたら睨まれたから真面目に耳かきをすることにした


たまにはこうゆうのも悪くないな
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