物語

□倦怠期
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幸せだと思っていた日常は音をたてて崩れていった











雲雀さんと付き合い始めて一年


俺達は段々会話が減っていった



ある日雲雀さんが見回りで忙しいみたいだから俺は一人で帰っていた



そして
知らない女の人と雲雀さんがホテルに入っていくのを見てしまった


辛かったし悔しかったし色々な気持ちがぐるぐる回って苦しいけど

浮気してる事実を雲雀さん自身に言えるほど俺には勇気はない



だから俺も浮気した
相手は獄寺君


普通に考えたら女の子とするべきだろうけど
丁度獄寺君が俺に告白してきたから




『十代目…俺十代目のことが好きです』


『十代目が雲雀と付き合ってんのは知ってます』


『でも俺見たんです!!雲雀が他の女とホテルに入って行くとこ…』


『俺なら十代目を傷つけるようなまねはしません!!』





獄寺君が俺のことを好きなのは前から知ってた

でも俺には雲雀さんがいるって知ってたから獄寺君も何も言わなかった



でも雲雀さんが浮気してるって知って抑えられなくなったらしい


俺はその日獄寺君の家に泊まった
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