物語

□お酒
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宴会が始まって一時間後


そりゃもう最悪なことになった






獄寺君は


「十代目にこの曲を捧げます!聞いて下さい!!!」

歌い始めるし






山本は


「ホームラン!!」

素振り始めるし







京子ちゃんのお兄さんは


「ぶははははっ!きょく…がぁっはははは!!!!!」

ずっと笑って極限さえ言えてないし









ランボは


「…………Zzz゚」

寝てるし

まぁ騒ぐよりはいいけど










一番最悪なのがこの二人だ




雲雀さんと骸





どちらとも普段からはありえないことになってる










骸は…


「ホントはねっ…グスッ…牢獄で一人なんて寂しいんですっ…ヒクッ…僕だってねっ…皆と遊びたいんですっ……でも…でもぉ」
うわぁぁぁぁぁんっ


泣きながら語り始めるし

普段あれだけ余裕そうなだけにちょっと可哀想になってくる









雲雀さんなんて…


「綱吉があーんてしてくれないと食べないからっ」


後ろから抱きついてきて頬を思いっきりスリスリしながら甘えてくるし
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