物語
□バカップル
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そのまま綱吉達は屋上へは行かず教室でお弁当を食べることにした
最初うるさかった獄寺も綱吉の望みとあらば従うしかない
山本は目の前のバカップルを見て苦笑いをしながら食べていた
「綱吉五時間目は応接室に来なよ」
「だめですよ!!これ以上バカになっちゃったらリボーンに殺されちゃいます」
「僕が後で教えてあげるから」
「だーめ」
「……じゃあ僕がここにいる」
その言葉に教室の空気はさらに凍りついた
(((勘弁してくれ!!!)))
生徒達の心の声が重なった
「ぇー!?そしたら風紀の仕事はどうするんですか!?」
雲雀の口にお弁当の具を箸で食べさせながら綱吉は聞いた
「放課後する」
ムグムグと口を動かしながら雲雀は答える
「そしたら放課後雲雀さん忙しくなっちゃうじゃないですかぁ」
「だって」
「だってじゃないです!!放課後楽しみにしてたのにぃ…」
綱吉が泣きそうになると雲雀は慌てて「わかったよ」と言った
「五時間目は綱吉のために風紀の仕事を頑張るよ」
「やったぁ!!雲雀さん大好きです〜vV」