裏小説

僕は食材
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人食嬢と男の子の話、愛や裏、共に無し
グロ、人食い表現注意













市立図書館から出てからの記憶は僕には無い
ただ頭をガツンと殴られたような感覚があって、気が付いた時にはもう…此処にいた
目の前にいるのはすごく綺麗な女の人、そして僕の後ろにいる怖面の男、目覚めてからずっと傍にいる



「名前は…?」

女の人が僕の顔を見て優しげな口調で聞いてきた


「…結城」

「年齢は?」

「12」

「…可愛いわ、勿体無いくらい」


彼女は僕を見てペロリと自分の舌で唇を舐めた


「身体、ほどよく引き締まってるわ」

「お嬢さま、どうなさいますか?」

後ろにいた男が僕の前に立った

「晩御飯にしましょう、昨日連れてきた小太りな子と一緒に」

「かしこまりました」


後ろにいた男はそれだけ言うとグィッと僕の首の後ろを掴み引きずっていく


「また後でね」

彼女が軽く手を振ってきたので笑顔で振り返した














彼が出ていった後、彼女はクスッと小さく笑った

「また良い食材が手に入ったわ」




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