裏小説

駄文
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いや、付き合う前から分かってたんだけどね。ほら普通の会話でも「バナナ大好き、特にふっといの」とか「苦いのって良いよね」とか「うまい棒うまい」とか
あ、最後のは間違えたけど。

「奈々子さん、そろそろ自重という言葉を知りませんか?」「知りません」……即答かよ
何だかんだで此処は喫茶店。小さな机の上には僕は紅茶と彼女のコーヒー(無糖)。
「じゃあ学校では下ネタ発言止めてくれません?僕めっちゃ恥ずかしいんですよ、ちっちゃいとか言われて」
「え、じゃあ大きいって言えるの?」
「……言えないですけど〜」
「うっざ〜い」
あれ、なんか乗ってきた。
「そしてこのまま死んじゃえ〜」
「え?」
「うっそ〜」
こんなのも可愛い、かな。はははっ、うっそ〜(笑)
「奈々子さん」顔に張りつく笑顔、貴女にはどう映るのか「ちょっと外に出ませんか?」
…僕もそろそろ、キレますよ〜




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