裏小説

ひ、み、つ
1ページ/2ページ

お題:虚言症
"こ、この体制はヤバくないですか?"



うーん、と目を開けたら目の前に男の形の良いアレがありました。
「……あ、お兄ちゃんの?」
そういえば、昨日もお兄ちゃんの部屋に忍びこんだんだっけ?
ぼくは躊躇いもなくその目の前にある性器を口にくわえた。ふにゃふにゃでいくら吸っても舐めても立たない、ああ昨日出しすぎたんだなお兄ちゃん
そう思ったときです、
「んっ…、朝からヤるのか、俺は出し切ったのに」
…だれ、お兄ちゃんより低い声がしてぼくはゆっくりと顔を上げた。
「あ、えっ、お、お兄ちゃんじゃ、ない、だ、誰ですか…!?」
彼は混乱するぼくを見て鼻で軽くせせら笑う。そのまま頭の上に手を置いて何度も何度も愛しそうに撫でる
「こんにちわ、俺は弘明の友達の飯塚。君のことは弘明から聞いてるよ」
「え、お、お兄ちゃんから?」
「淫乱な弟をどうかしてくれ、ってね。夜這いまでしてるんだって?」
クスクスと笑い、彼は僕の腰に手を当てました。撫で方がいやらしく思わず甘い吐息を洩らしてしまいました。
「小さいなー、毛も生えてない。」
じっくりと性器を見られ顔が熱くなります。だっていつもはお兄ちゃんはただ寝てるだけでぼくがお兄ちゃんを襲ってる、という感じだから。
「アイツが羨ましいぜ、こんな可愛い弟にヤられてるなんて」
「み、見ないでくださ、い…」
「えっと、夏樹くんだっけ?」
ふいに名前を呼ばれました。
「開発済み?」
「なに、がですか?」
質問の意味が全く分かりませんでした。頭の中で彼が言った「開発」という言葉が駆け巡ります。




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ