裏小説
□サドスティック・ヴァンパイア
2ページ/3ページ
「髪ボサボサ、邪魔なのよ」
「………って何処から吸おうとしてるの君は!」
彼女は馬乗りをして俺を押し倒した
「黒い乳首」
「ピンクですよ!?」
ペロペロと舌の先で彼女の言う黒い乳首を舐める
「あっ…んはっ」
何という羞恥、自殺する前にこんな事を…
「…えっと、あの…」
「何、黒乳首」
「その名前は嫌で…痛っ!」
噛んでる噛んでる噛んでる!!血が出るからちょっと!
「止めてっ!」
「ヴァンパイアだって言ったでしょ黒乳首」
「痛い痛い痛い…!」
「自殺しようとした奴が言う事じゃないわ」
「うっ……」
痛い所を突かれたというかもう痛いんですが
「此処の血が一番美味しいの」
「…知らないですよそんなの」
「まぁ美味しいのよ」
彼女が顔を離すと銀色の糸が短くスッと引いた
「黒乳首、さっきから気になってたけど」
「だからその名前は…」
「私の足に当たる硬い物は何?」
「……………」