裏小説

サドスティック・ヴァンパイア
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「髪ボサボサ、邪魔なのよ」

「………って何処から吸おうとしてるの君は!」

彼女は馬乗りをして俺を押し倒した

「黒い乳首」

「ピンクですよ!?」

ペロペロと舌の先で彼女の言う黒い乳首を舐める

「あっ…んはっ」

何という羞恥、自殺する前にこんな事を…

「…えっと、あの…」

「何、黒乳首」

「その名前は嫌で…痛っ!」

噛んでる噛んでる噛んでる!!血が出るからちょっと!

「止めてっ!」

「ヴァンパイアだって言ったでしょ黒乳首」

「痛い痛い痛い…!」

「自殺しようとした奴が言う事じゃないわ」

「うっ……」


痛い所を突かれたというかもう痛いんですが



「此処の血が一番美味しいの」

「…知らないですよそんなの」

「まぁ美味しいのよ」


彼女が顔を離すと銀色の糸が短くスッと引いた

「黒乳首、さっきから気になってたけど」

「だからその名前は…」

「私の足に当たる硬い物は何?」

「……………」
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