裏小説

年上の彼女
2ページ/3ページ




トイレの個室に入りうっ、と小さくあえぐ
ズボン、パンツを脱ぎ中に入れていたバイブをズブッと出した

何だっけ…、リモコン式これ?遠距離式?
未だに動くバイブ

「…壊れちゃうよ僕の」

胸ポケットから携帯を取り出した

「電話…メール…」


電話の着信画像が現れ、ディスプレイに先輩の名前が出た

「電話…」

まさかの本人から、授業中なのに


「もしもし」

『バイブの音がしないよ?まさか外したとか』

「授業中にやるなんて駄目ですよ、全く…」

『ふふっ、Mくんはもうちょっとソフトが良かった?』

「…違います」

『じゃあハード?』

「…違います」

『じゃあ何?』

「先輩にして貰った方が良い…です」

『…ん?いつからそんなにはっきり言うようになったの』

「今さっき…」

『すごいね、玩具の力って私な「先輩」

『………』

「最近ずっと、ヤってないじゃないですか…」

『そうだね』

「僕の事、嫌いになったんですか?」

『違う!…違うの碧』

「じゃあ何で」

『碧は私の事好き?』

「当たり前じゃないですか、嫌いだったらこんな事しませんし」
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ