裏小説
□年上の彼女
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『年の差とか…私もうすぐ高校卒業だし』
「待ってて下さいよ」
『…待てれるかな、私』
「待って下さい」
『うん…、大好きだよ碧』
「僕もです、先輩」
"ドンドン"
突然トイレの壁を叩く音がして思わずバイブを落としてしまった
「碧ー、電話終わったかー」
先生だ…
『また後で』
「すみません先輩」
電話を切り、バイブをポケットに突っ込み、ズボンを穿いてからドアを開けた
「すみません先生」
「いや別に良いけど…」
ちらりと僕の股関に目をやる
「おい、チャック全開だぞ?」
「なっ!」
年の差なんて関係ないですよ
僕が高校卒業するまで待って下さい、先輩