裏小説

空に君を描く
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声が渇れるまで泣いた
口の中に雨水が入ったけど気にしない、泣き過ぎて頭が痛かった
だけどずっと泣き続けた、また君はバカみたいって笑うんだろ?勝手に笑えば良いさ
俺はずっと君を思って、


「うあああああ!」






信じたくないよ、空

俺はずっと待ってるよ空

ずっとずっと待ってる



なぁ空
俺さ、やっとお前との約束を叶える事が出来たんだ
あの空色をキャンパスの上に作ったんだよ
スケッチブックにその空色を塗り潰した
いつか会える君の為に毎日毎日、そのスケッチブックを持ってアパートのあの屋上で

君を待っている





-終-
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