裏小説
□怪盗紳士
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「…あまり好みませんが仕方ありません」
独り言なのか俺に言ったのかよく分からないが彼はおもむろに首筋にチュッと音を立ててキスをする
毎回最初のキスは此処だ、首筋フェチかコイツ?
「人が来ないというのは分かりますが少々声を押さえて下さいね」
首筋に赤い印を残した克也は下降し、服の上から胸の突起を舌で苛める
直接じゃないのに反応しちゃって、克也の太ももに硬くなった俺のアレがビンビンと当たるのが分かる
「硬くすんなバカっ」
「だって可愛いですもん、晴彦さんの反応が」
「男に可愛いとか言うなっ…つー」
吸血鬼じゃあるまいし、首筋を軽く噛まれた
「下もいじって欲しいですか?」
「…勝手にしろ」
服の中からスッと手が入って来て直接俺のに触れる
ピクッと身体が震えたのを見て克也は微笑みを浮かべた
「やっぱりたまには良いですね、野外でも」
「じゃあ…そのっ…あっ、格好止めろっ!」
「嫌です、これ結構気に入ってるんですよ。例えばほら」
押し倒されてガツンと頭を打つ
「いてぇ!」
「少しは静かにして下さい」
…いや、アンタがいきなり押し倒したりするから