07/09の日記

21:08
『懐中時計』
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『懐中時計』
作詞作曲 長尾 憲


あなたが最後に僕にくれた時計は
随分乱暴に扱ってたせいで
傷だらけのまま戸棚の奥で
静かに息を引き取っていたね

あなたがこの世界を飛び立ってから
随分と時は過ぎ去ってたけど
あれから僕はこの秒針みたいに
いつまでも前に進めないままでいた

たくさん傷つけてしまった事
謝りたくても今更遅いのにね

探したってもういないのに
なくしてやっと気がついた
あなたがどれだけ
大切な存在だったのかを
傷ついて壊れそうになったって
僕の事守っててくれた
2人生きていたあの日々は
いつまでも忘れたりしないから


あなたが目の前からいなくなった朝
無性に寂しさが込み上げてきて
ないものねだりはもうしないけど
たまにあの笑顔が見たくなる時がある

泣き出しそうな夜の余韻の中
懐かしい思い出ばかりが駆け巡ってゆく

もう二度と会えないのに
いつまでも素直になれなくて
ごめんねもありがとうも
なんで言えなかったんだろう
傷ついて壊れそうに
なってった事にさえ気づけずにいて
笑顔のままのあなたの事
いつまでも胸にしまっておくよ


後悔したってもう遅いのに
あなたを思うと泣きそうになるよ
いつか会えるその時まで
前を向いて歩いていくからね


探したってもういないのに
なくしてやっと気がついた
あなたがどれだけ
大切な存在だったのかを
傷ついて壊れそうになったって
僕の事守っててくれた
2人生きていたあの日々は
いつまでも忘れたりしないから

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