04/20の日記
18：33
『今夜』
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『今夜』
作詞作曲 長尾憲
今夜きた、周期的に来る眠れない夜に
消えない記憶は僕の瘡蓋むしって
後を引く、まるで微熱のような痛い記憶
蓄積されたまま上書き出来ないまま
温い布団の中で見上げていた天井
無言の部屋に鳴り響く着音
いつのまにか、前を向いて歩くことに
臆病になった僕を誰かそっと戻して
寂しさと、痛みしか選択の余地がなくて
どっちに転んでも傷はつくしかなくて
うんざりさそれでも回り続けるこの日々に
生きるって言葉の重みが今はただしんどい
やがて来る朝の光が恐ろしく感じるのは
動けない自分置いて世界は進んでくから
できるならば、全部放棄して今すぐ
別の世界に逃げたくなる眠れない夜
窮屈で窒息しそうな世界の隅では
夜明けの光は斜めに僕の目を刺す
探しても何も見つからない迷子の僕は
何もかも全部捨てて静かに眠りにつこう
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