転生神・マニュク=マフェイ

□神の兵器を求めて…
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「そーだよな。」


「簡単に…取らせてくれる…」



「なんて都合の良い事は無いわよね…。」






扉は開いた。

しかし、目の前に立ちはだかるは、今まで見た事の無い程に巨大なモンスター。


しかも、マニュラは神転魔法が使えない…。


「でけぇ…。」


流石のオージュも絶句した…。



「と、とにかく、倒すしかない!」

「ジェイル、行くぞ!俺はヤツへ向かう、お前は後ろから矢で応戦してくれ!間違えても俺に当てるなよ!」


「分かった!」


オージュは敵に突進していった。


「おりゃあっ!」


カチン!

「あ、あれぇ?硬い…。」


「まったく仕方ありませんね…。」

クレイスが少し前に出て、何やら呪文を唱え始めた。


「コーリア・ディア・イル・カティス!」

クレイスのカードに氷の力が宿った!

「ジェイル、あなたの矢にこれを付けて射って下さい。」


「わ、分かった!」



すると、次の瞬間、モンスターの痛烈な一撃が炸裂した!


「うわっ!」

「オージュ、大丈夫?」


ミレイが駆け寄った、しかし、そのミレイにもモンスターの硬い腕が迫る!

「いっけえええ!」



間一髪でジェイルが射った矢が命中、

モンスターは、カードに宿った氷の力で凍りついた。

「あ、危なかったぁ…。」


「さて、このまま神の兵器を取りに…」





「それはどうだろうか?」


「誰だ!」
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