02/17の日記
15:15
ゼウノンと仲良くなってみた。
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昨日はかなーり大変だったのだ…。
※以下、かなりグロい表現があります。大丈夫な方は↓にどうぞ。
まぁ、今回は前にも話しただろうが、あの人を体内に飲み込んで、魔力を吸い、細胞をゼウノンの物へと変換してしまうという、エンジェニアではSSクラス級…まぁ私だけに討伐指示が出てるモンスター、ゼウノンの話だ。
昨日、地球にいるこのサイトの管理人、エルディーネの方から、ゼウノンを殺さずに仲間にできないだろうかと提案が来てな、私も考えた。
アイツは太古に魔導士が作った戦争用モンスター。しかし、もう数千年の月日が経ち、今や誰彼構わず襲いかかる魔物と化している。しかし…
やれるもんなら仲間にしてみたいじゃないか!
仲間にできるのなら、腕一本ぐらいくれてやる。
そんな気持ちで、私はゼウノンが出撃したとされる場所に急行した。
ゼウノンは言葉が話せる。ならきっと大丈夫なはずだ。
そしてゼウノンの前まで来た。
まぁ最初は私の話など聞く耳持たずに私を体内に取り込んだな。
しかし私はゼウノンのコアに直接語りかけた。
私は必死に説得した。
私の身体の一部ならお前にやるから、もう人を襲うなと…そして仲間になってくれと。
普段なら魔法でコアを壊してしまっている時間まで、私は必死に説得を続けた。
腕がだんだん動かなくなっていく。
確かに怖くはなかったと言えば嘘になる。
恐怖と苦しみに耐えながら頑張った…。
すると少しずつではあるが聞いてくれた…。
彼等は魔力生命体なのだから魔力が切れれば死んでしまう。だから人を襲うしかなかった…。
太古の人間には道具としての扱いしか受けなかったという事も私の心に直接響いてきた。
本当は可哀想な奴だったんだな…。醜い姿に、生きる為の術がそれしかできない…だから昔、ゼウノンを動かすために生け贄にされた人々が何人もいるという。
私は涙したよ…。しかし身体はその話を聞いている間にもかなり危険な状態になっていた。
しかし私はもうゼウノンを殺そうなんて思いもしなかった。
ホーリーソードを魔力で制御し、両腕を切断してゼウノンに捧げ、そして私は脱出した。
ゼウノンはその後、私と共に、幸せな暮らしというものがどういうものか試してみたいと言ってくれた。
ゼウノンを仲間にしよう計画は大成功に終わった。
しかし、腕が再生するまで寝たきりだ。
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