エンジェニア王国は、建国からまだ15年しか経ってない新しい国。

中世的な赤い屋根の建物が建ち並び、島の真ん中に女大王塔という2500階建ての塔がそびえていて、魔導士達による天候操作により曇る事のない空に、毎日ほうきで飛び交う人々が絶えない、そんな平和で豊かな大魔法国家である。

エンジェニアの本島の周りには、アルカ・フィアリアという空中都市が浮遊している。

地球で言う電気、水道といったものは全て魔力により供給され、それらはエンジェニア魔法協会が管理している。


何よりも人々の笑顔を重視した観光政策により、国内外共にエンジェニア政府への支持は固く、特に最高位のエンジェニア女王への支持は揺るがないものとなっている。

エンジェニアの外には、ちょっと気難しい人々が集まる研究大国エルセニア公国、いつも穏やかな国マールニア共和国、楽天的な人が集うパルティーニア共和国などがある。

エンジェニアのある星、エンジェニア星以外にも、隣星フィラ星や、科学先進国ミラのあるミラ星、カンナバラ星、その他にもメルリラ、パシティニア、アルティセリア、メセタ星雲の星々など、様々な星との交流がある。

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