連載短編集

□出会い
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しばらくして、配属先が決まった
私は業務部と情報部
堂上は特殊部隊に配属された
まさかあの日…くまのぬいぐるみを抱いて…大荷物を抱えて…部屋割り表を見ていた少女が特殊部隊に配属されたなんて…
そのことを聞くと、堂上は
「当たり前よ…頑張ったんだから…」
なんて言っていた…
今考えると、堂上は初めから特殊部隊を目指していたんだと思う。
寝言で言っていた
『もっと…強くりたい…父さんや…母さんみたいに…』
その次の日に両親の話を聞いた
「あたしの両親は…特殊部隊の隊員だったんだ。」
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