戦場の舞姫(イクサバノプリマドンナ)

□入隊式と陰謀の渦?
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「おう堂上!ようやく来たか。」
「時間には十分間に合うはずですけど。」
そう、時間には十分間に合っているのだが、なぜか玄田に呼び止められたのだった。
「なんですか司令、今忙しいんですけど。」
「新任教官代表スピーチ、お前な。」
「はぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!」
「また玄田司令の思いつきか。」
「あ、手塚副隊長。聞いてください!なぜか新任教官のスピーチをやれと…あれ、小牧隊長?なんで笑うんですか!!この間のこと毬姉ちゃんに言いつける。」
「……ごめんごめん…なんかデジャヴでさ…」
デジャヴなわけあるか。むしろ昔と同じような光景。
「平和っすね。」
「おぉ、お前もそう思うか手塚。平和だな。それと堂上、今年候補者が居たらお前が班長だからな。」
それだけ言って消えていった玄田だった。
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