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□恋デコ1000hit記念from睦月ちゃん
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「はぁ……はぁ……先…生……もう…駄目です……」

「大丈夫……まだ行けるよ……」

「でも……はぁ……ホントにもう、駄目………」

頭の中、真っ白になってきたし、もう息が続かない…

「沙絢、もう少しだから。」

こんな時に名前呼ぶなんてずるい…
そんな風に優しく呼びかけられたら私、もう………














「ゴール!!マネージャー、最後までよく頑張ったな。」

小早川先輩がミネラルウォーターを持ってきてくれる。

「ありがとう…ございます…」
必死で息を整えながら、お礼を言う。


「それにしても、何で俺達と同じコースを走ろうなんて思ったんだ?」


小早川先輩が不思議そうな顔をする。


「いつも皆さんが練習している一部分でも知れば、もっとマネージャーの仕事を頑張ろうって気持ちになるんじゃないかと思って…」


私が答えると小早川先輩は「そうか」と言ってふっと笑った。


「俺は高跳びの準備をしてくるからマネージャーは少し休んだらいい。」


そう言い残して小早川先輩は行ってしまった。


「沙絢、よく頑張ったね。」


「先生のおかげです。一緒に走ってくれたから。」


陸上部員が走るコースはホントにキツくて、自分が言い出したことなのに途中でリタイアしそうになっちゃった。


「それでも最後まで頑張ったのは沙絢だしね。」


それに……と言って私の耳許に唇を寄せる。


「沙絢の可愛い喘ぎ声がすぐ傍で聴けたから役得だったよ。」

と囁く。


「あ、喘ぎ声って………///」


そんなんじゃないです。と俯いて答えると先生は
あはっと笑ってもっと私を赤面させた。









「ごめんごめん、でも今度はその声をベッドの上で僕だけに聴かせてね!」














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