古来妖怪ノ巻

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【あかなめ (あかなめ)】
夜中に寝ていると、舌で体の垢(あか)や、風呂の汚れを舐めとってくれる妖怪。これといって、悪さをしないが気味が悪いのできれいにしとくと舐められる事はない。

【足洗い (あしあらい)】
足洗い(あしあらい)
突然、天井から「あしをあらえ」と言って現れる、深く泥だらけの足の妖怪。 足の洗い方が適当だと、激しく暴れて家を破壊する。狸が化けたのが、足洗いの正体らしいとかなんとか…

【磯女 (いそおんな)】
海辺に、赤ん坊を抱いたすがたで現れる。
声をかけるか、かけられると「少しの間、赤ん坊を抱いといてくれないか?」といってくる。
この赤ん坊は、時間がたつにつれて重くなっていき最終的に動けなくぐらいに重くなる。
こうなってしまうと、磯女に食われるか、牛鬼に食べられてしまう。

【いそがし (いそがし)】
とり憑かれると、常に何かしてないと不安にかられ、じっとしていられないようになる。

【以津真天 (いつまで)】
以津真天(いつまで)
頭は鬼、体は龍で羽をもち、足の爪は剣のように鋭い。
また羽を広げると5メートルはある妖怪。
名前のとうり、「いつまでも、いつまでも」と鳴く。
「いつまで死体をほうっておくのだ」と叫んで、その死体を食い破るともいわれている。

【犬神 (いぬがみ)】
犬の頭より下を地中に埋めて、目の前に食べ物を置き数日後にその犬の首を撥ね、その怨みを対象の相手にぶつける術。
神主の顔を犬に変えた姿でよく描かれてたりする。

【牛鬼 (うしおに)】
蜘蛛の体に牛の頭をした鬼。海を渡り、漁村を襲ってたという。
また、とり憑かれると生肉を貪りとり憑かれた相手も牛鬼になるらしい。

【姑獲鳥 (うぶめ)】
出産や身籠ったまま死んだ女が化ける妖怪。
子供を抱いたまま出現したり、子供をさらったり、食ったりやったりする。
死んだ女に子供に見立てた紙人形を抱かせて葬ると化けないらしい。

【海坊主 (うみぼうず)】
船での航海中に現れる巨大な妖怪。
質問をしてくるので、全て「怖くない」と返事するか、返事をしなければ転覆させられることは無い。
また、一番大事な物を捨てると襲われないらしい。

【うわん (うわん)】
荒れた寺のそばを通ると、「うわん」と声をかけてくる。「うわん」と言われて「うわん」と言いかえさないと、壁を乗り越えてうわんが現れて食べられてしまう。
確か、「うわん」と言い返さないといけなかったハズ…

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