古来妖怪ノ巻

【う】 4件

【牛鬼 (うしおに)】
蜘蛛の体に牛の頭をした鬼。海を渡り、漁村を襲ってたという。
また、とり憑かれると生肉を貪りとり憑かれた相手も牛鬼になるらしい。


【姑獲鳥 (うぶめ)】
出産や身籠ったまま死んだ女が化ける妖怪。
子供を抱いたまま出現したり、子供をさらったり、食ったりやったりする。
死んだ女に子供に見立てた紙人形を抱かせて葬ると化けないらしい。


【海坊主 (うみぼうず)】
船での航海中に現れる巨大な妖怪。
質問をしてくるので、全て「怖くない」と返事するか、返事をしなければ転覆させられることは無い。
また、一番大事な物を捨てると襲われないらしい。


【うわん (うわん)】
荒れた寺のそばを通ると、「うわん」と声をかけてくる。「うわん」と言われて「うわん」と言いかえさないと、壁を乗り越えてうわんが現れて食べられてしまう。
確か、「うわん」と言い返さないといけなかったハズ…



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