「丸井先輩、何処に行くんスか?!」


ヤバいヤバい、今オレ絶対顔赤い


部活を見に来てって誘うの、こんなに難しかったっけ?


今までなら普通に言えたのに、うわぁあぁあぁ!!!!!!


バンッ


「ハァハァ」


「ッ丸井先輩、屋上まで来て…。授業サボるんスか?」


「ウッセーよぃ。ってかなんでお前が居んの?」


「丸井先輩が気になって、追い掛けたと云うか」


「ふーん。」


別に赤也が追い掛けて来た事は、どうでもよかった。


赤也に、赤くなった顔を見せたくなくて会話を振って表情を戻そうと必死になっただけ。


よし、だいぶ冷えてきた。


「あ、丸井先輩。」


「なんだよぃ?」


「丸井先輩は、なんで夏華先輩の事好きなんですか?」


「ハ?!いきなり何聞くんだよ」


せっかく熱が冷めた頬に、また熱が帯びた。赤也は気にせずに話しを続ける。


「気になったんですよね。丸井先輩が好きになるなんて、そうそうないでしょ?」


「まぁ、な」


「それに先輩、可愛い女の子に告白される度に付き合ってたっしょ? 先輩が一人の女の子を好きになるんて思いもしなかったッスからね」


「確かに、そうだな」


「でしょ?んで、なんで好きになったんスか?」


目を輝かせながら言う赤也を睨むが効果がないようだ。


「〜ッ// しゃーねぇな!!教えてやっけど、他のヤツに言うなよな」


「マジっスか!!ありがとうございます!」





(ホントは話すの恥ずかしいんだけどな)
(丸井先輩の弱みを掴める気がするぜ!)


*


久々更新ですm(__)m

ブン太が部活を見に来てと誘った後の話しです。
ブン太が何故夏華を好きになったき気になって書いてみた物で、うん。
まだ書いてないです\^o^/
中2か中1の終わり頃の話しになるかもです。
亀更新ですが、よろしくお願いします(^^)

拍手ありがとうございました(@^∇^@)

水華 -Suika-


10.04.08






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