お話
□暴れん坊隊長イザーク
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はぁ…まったく嫌になる……貧乏くじ引いちゃたかな…オレ。
麗しのジュール隊長は、朝から不機嫌だ。
あんまり近寄りたくないのに、午後からラクスの元へ行くイザークの付き添いなんて………ホント、最悪。
なるべく二人きりになりたくないんですけど………
午後の打ち合わせを兼ね、昼食を一緒にとることになった。
テーブルの向こう側で予想に反して、静かに食事をしているイザーク。
平和な時間は大切に!っと、オレも昼食のパスタを食べていく。
「ディアッカ、幸せか?」
「へ!?」
食後のコーヒーを口に運ぼうとしていたオレは、間抜けな声を出してしまった。
ハッとイザークの顔を見ると、オレの答えなど聞いてない様子でコーヒーを飲んでいる。