お話

□それぞれの想い
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「マードックさん、変じゃない?おっさん」
隣で作業していたマードックさんに声を掛けると、返ってきたのは
「んー何時もみたいに少佐がまとわりついて来ないんで、寂しいのか?」
っと、なんとも的外れの答え。
「まとわりついて来ないのはいいんだよ…そうじゃなくて、ちょっと…」
言葉を濁したオレにマードックさんは不思議そうな顔を向けたが、オレは様子の可笑しいおっさんが気になり、マードックさんに背を向けて歩き出した。

整備士と話しているおっさんの正面に回り込み顔を見る。
「ん?ディアッカ、どうしたんだ?オレに見惚れちゃって」
っと、アホな事を言っているおっさんに、オレはキスをした。
突然のキスに驚いて固まっているおっさんの耳元で
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