続くお話

□愛してるU
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「おっさんさぁ〜しつこいよ!」
「おっさんじゃない!嫌がられても来ますよ。オレのモノになってくれるんなら、待ち伏せは止めてあげるけど?」
先日の“おっさん”発言以降、ムウは毎日のようにディアッカの前に現れる。下校時刻に校門前で待ってたり、街中でひょっこり笑顔で現れたりする。
「ストーカー?訴えるぞ!」
冷たい態度のディアッカに冷たい言葉を掛けられても、ムウは気にしてない様子。


  **  **  **  


雨の日曜日、遅めの朝食を近くのカフェでとっていたディアッカ。
「ここ、いいかな?」
声に顔を上げると、ムウが立っていた。
「どーぞ。どーせオレが嫌だっつっても座るんだろ?」
さっさとディアッカの前の席に座り、コーヒーを飲み始めるムウ。
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