続くお話

□愛してるW
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「お待たせ、ディアッカ!」
「……人違いじゃないですか?」
予想通りの冷たい反応にフラガは苦笑しながら、ディアッカを追いかける。
「昼飯、まだだろ?一緒にどうだ?」
ディアッカの手を取り引っ張る。
「離せよ、おっさん!」
「おっさんじゃないだろ。ちゃんと呼ばないなら、手離さないぞ」
道端で男2人が手を繋いで立っているというのは、あまりにも目立つ。
「手離せよ……フラガさん」
ニコッと笑ってフラガは手を離し、歩き始めた。
「ディアッカはサンドイッチの具、何が好きなんだ?」
フラガの横を歩くディアッカは、少し考えてから答えた。
「サンドイッチ?……具は何でもいいけど、パンが不味いのはパス」
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