お話

□暴れん坊隊長イザーク
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安心してコーヒーを一口飲み、カップをソーサーに置こうとした時イザークにスイッチが入った。
「オレのこと、嫌いなのか?」
えっと……キッと睨みつける目が、イザークの真剣さを伝えている。
ここで、ふざけた対応をしようものなら……オレに明日は無いだろう。
心を落ち着かせる為にコーヒーを一口飲み、そっと深呼吸して覚悟を決める。
「イザーク、お前の気持ちはちゃんと伝わってる」
「じゃあ、どうして!?」
「それは…その、まぁ都合が悪いっての?忙しいんだよ。それよりイザーク、時間!」
イザークが口を開く前に目の前で時計を見せ、ラクスの元へ向かう為の移動をアピールする。
「そうだな」
っと、立ち上がったイザーク。
なんとかイザークのスイッチを切る事に成功したようだ。
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