お話
□ホワイトデーの勝者！
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今日おっさんが騒ぐのは想定内で、対おっさんの作戦は考えてあった。
だが、今自分の目の前で騒いでいるのはミリアリア。
予想と違う展開に戸惑いつつミリアリアに何があったのか尋ねるが、ハァハァと肩で息をして中々次の言葉がでてこない。
「早く、少佐の部屋に…ディアッカ…」
と、言うのがやっとの様子。
ミリアリアの言葉に背中を押されるようにオレは立ち上がり、おっさんの部屋に向かう。
ミリアリアの言葉を聞いていた他のクルー達も、何ごとかとオレの後ろを走ってくる。
おっさんの部屋につき、ドアを開けると………両手を広げ満面の笑みを浮かべるおっさんが立っていた。
オレはおっさんの顔を見た瞬間、自分の足に急ブレーキをかけた。