お話

□チョコレート
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「チョコは甘いって先入観あるからな…」
「ふ〜ん」
「甘いのは苦手だけど、疲れた時は甘〜いものが欲しくなるよな〜」
ここまで言えばディアッカも理解済みの様子で、オレに1歩近づく。
悪戯好きな可愛い仔猫を腕の中に閉じ込め、抱きしめる。
「ディアッカ、甘いの欲しいな」
耳元で囁けば、ピクッと動いてオレを見上げ
「欲しい?高いよ」
ゆっくりディアッカの唇が近づき、触れるだけのキスをくれる。
離れていくディアッカの後頭部を左手で固定し、再度甘い唇を味わう。



オレ、ディアッカ無しじゃ生きていけないなぁ〜
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