続くお話

□愛してるT
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ムウはあの少年に会いたくて、その後何度か同じ店にケータリングを頼んだ。しかし、あの少年には会えなかった。


  *  *  * 

「ディアッカ、この前はサンキューな!今度おごるよ」
「お礼なんていいって。それよりお前、頑張ってるんだな」
「えっ?」
「お前が風邪でダウンした時、チーフの人がお前のことを誉めてたぜ」
学生のディアッカとコック見習い中のラスティ。2人は幼馴染み。ディアッカがムウの家に行ったのは、ラスティが高熱をだして寝込んだ日。ラスティの抜けた穴を埋める為に手伝ったのだ。
「そ〜いやさ、チーフが言ってたけど…この前行った家でお前♪ナンパされたんだって?」
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