続くお話

□愛してるV
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相談って訳でもないけれど、誰かに話を聞いてもらいたい気持ちはあった。
「部屋には行かなかったのか。フラガさんのこと、嫌いなのか?」
「お前との約束あるからって断ったんだよ」
「オレ、だし?」
「かもな〜」
「ひで〜」
ブツブツ言うラスティ。



ラスティに話して良かった。モヤモヤ感が無くなったわけではないが、少し気持ちが軽くなった気がした。ラスティの部屋からの帰り道、ポケットからフラガの部屋のカギを取り出しキーホルダーにつけた。


(続く)
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