続くお話
□愛してるV
3ページ/3ページ
相談って訳でもないけれど、誰かに話を聞いてもらいたい気持ちはあった。
「部屋には行かなかったのか。フラガさんのこと、嫌いなのか?」
「お前との約束あるからって断ったんだよ」
「オレ、だし?」
「かもな〜」
「ひで〜」
ブツブツ言うラスティ。
ラスティに話して良かった。モヤモヤ感が無くなったわけではないが、少し気持ちが軽くなった気がした。ラスティの部屋からの帰り道、ポケットからフラガの部屋のカギを取り出しキーホルダーにつけた。
(続く)
←
前へ
[
戻る
]
[
TOPへ
]
[
しおり
]
カスタマイズ
©フォレストページ