続くお話

□愛してるW
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「美味しいパンのサンドイッチだったらOKってことか?」
「まぁね…何、昼飯ってサンドイッチ?」
「そ!オレのお勧めのパン屋のサンドイッチだから、自信あるぞ」
っと、手に持っていたテイクアウトのサンドイッチが入った袋を見せた。
「自信って…自分で作ったわけじゃないんだから……ちょっ、それ何処で食べるのさ?」
「もちろん、オレの部屋」

フラガはカギを渡してあるが、ディアッカからは中々訪ねてこないだろうと思っていた。そこで自分の昼休みを利用して、ディアッカを部屋へ誘おうと考えていたのだ。相変わらず“おっさん”呼ばわりするディアッカだけど、呼び方の訂正を求めると“フラガさん”と呼んでくれる。渡したカギは突き返されてはいないから、ディアッカが持っているはずだ。
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