続くお話

□愛してるW
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嫌われてはいないはずだから、とにかく自分の部屋に慣れてもらおうとフラガは思っていた。

立ち止まったディアッカを振り返ると、目が合った。プイッと目を反らせたディアッカは
「午後の講義までTVでも観せてもらおうかな〜」
っと、スタスタ歩きだした。フラガは笑いを堪えながら
「いいよ。カギは渡してあるんだか、ディアッカの自由にしてくれて」
っと、先を行くディアッカの横に並ぶ。



「どうだった?パン」
テイクアウトのサンドイッチとコーヒーの昼食を終え、フラガはディアッカに訊いてきた。サンドイッチを食べるディアッカの表情を見れば答えは解っていたのだが、ディアッカの口から答えが聞きたくて質問した。
「美味かった」
「だろ〜♪コーヒーのお代わり、どうだ?」
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