イチウリ小説
□Xmasの夜に
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Xmasの夜に
今日は、クリスマスイヴ。
町中は光のイルミネーションが広がっていた。
僕は、市内のクリスマスツリーの前でとある人を待っていた。
(クリスマスか・・・こんなにも人が多いなんてな・・・。カップルや家族連れが多いな。)
暗闇の中で、市内はピカピカといろんな光が包まれていて
家族連れや、カップルがブラブラとうろついていた。
いつも以上に、市内は人が多くて少し人酔いをしそうになっていた。
(それにしても、遅い・・・早く来いよ、黒崎ッ)
腕時計を見て、待ち合わせ時間よりも遅れている黒崎に、イラっとした。
ハァっとため息をついて、少しだけどこか行こうと思い、待ち合わせ場所の
クリスマスツリーから、離れた。
(・・・お腹すいた・・・)
そんなことを思い、歩いていると突然肩を掴まれた。
黒崎?そうなら、文句を言ってやる。
そう思って、振り向いた。