イチウリ小説
□Xmasの夜に
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それがうれしくて、うれしくて、僕はまた涙を流しそうになった。
「石田、大丈夫か?」
「うん。ありがとうね。助けてくれて」
「あたりまえだろ?そんなの・・・俺の大切なやつに手出しているのに
そんなの止めないなんておかしいだろうがよ」
「黒崎・・・」
「じゃあ、今から行くか」
「うん、そうだね」
黒崎は優しく微笑んで、僕の手を握った。
その手が暖かくて僕は心のどこかで安心した。
助けにきてくれて、ありがとう・・・黒崎。
END
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