イチウリ小説
□日直
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日直
「何で僕が、君と日直なんだ」
「んなの知るかよ・・・担任が決めたんだから・・・」
放課後。
誰も居ない教室で、僕と同じクラスメイトの黒崎一護は、今日、日直ということもあり
2人で日誌を書かなければならなかった。
だいたい、日誌は僕が書くといったのに、黒崎が「俺が書く」と言ったのだが
全然書いてなかった・・・なんなんだよ・・・こんなことなら、僕がはじめから書くのに・・・。
もう外は夕日が見えている。
本当・・・なんで、コイツとなんだ・・・
なんだか、変に緊張するというか・・・あ〜〜、ダメ!早く日誌書いて帰ろう。
昨日、いきなり黒埼の家に行ったら、黒崎に押し倒され、×××するし・・・
今日は全身ダルイ。2人きりでいたら、また昨日のこと思い出すじゃないか!!
はあっとため息をつく僕に、黒崎は話し始めた。