他文章裏文

□抱きしめて
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「キョン君」

そう言って俺のすべてを支配するこの男に俺は…いつの間にか惚れていた。



抱きしめて



「っく、はぁ…っ…んっ…!」

荒い息が教室に少し響く。
キョンは首を振りながら、荒い息を整えようとするがそれは無理だった。

下半身から来るこの欲によって、キョンは息を整えるということさえも出来ずにただ、理性が欠けていくのであった。
ズプリズプリと男のモノを受け入れるキョンは、目を潤ませて自分を欲の世界へと引きずりこんだ男を見下ろす。

その男…古泉は教室の隅にある椅子に座りその上でキョンを抱いた。
今は古泉が椅子の上に座り、その上にキョンを座らせるという体制だった。
騎上位は普段の挿入と比べて、奥に入るためかキョンはいつも以上に乱れていた。

ただ、早くこの行為が終わればいいと頭の隅で思っていた。


「あ、はぁっ…くっ、こ…いずみぃ…」

「なんですか、キョン君」


自分とは違い随分と余裕のある古泉が憎い。
キョンは突き上げられる度に涙をポロポロと流した。

古泉の肩に手を置いて爪を食いこむまで握る。



「も…おわ…ろ?」

「ふふ、そんなに早くイきたいのですか?」

「っ…違ぁっ…ん、ぁ…はぁん…」

「もう少し我慢してください」


古泉はそう言うと、キョンの先走りの蜜が流れ始めている自身に手をかける。
軽く摩ってやれば、キョンは背中を反らせる。


「あぁ…う、あ、ん………んっ!」

「っ、今日のキョン君…いつもよりもっと厭らしいですね」

「っるさ…はぁっ、は……ふ……っ」


自身を摩られながらの衝動は快楽の嵐が駆け巡り、キョンはまた涙を流す。
その涙を古泉は舌で舐めとり、そのままキョンに優しく口付けをした。


「そんな可愛い顔されたら僕もイきたくなりましたよ」

「こい、ずみ……んァぁっ!!」


ゆっくりだった衝動がいきなり早くなり、キョンは古泉の肩に腕を回してしがみつきながら衝撃をやり過ごさなければならなかった。



「んやぁっ、あァっ……ッふ……あッ、はぁん!」

「…キョン君…すごく…イイ…!!」

「んぁあっ…!こい、ずみ…も…イきそ…あぁっ!」



キョンは快楽を与えられる度に、涙が何度も流れそれが床を濡らす。
ただ早くこの行為を終わってしまいたいと思っている。
こんな自分が女役のようなことをする行為がどうしても慣れないのだ。

だから…早く…早く…。


キョンの焦りと共に快楽が駆け上がっていく。
キョンの中が狭くなり、古泉が最奥をつくと同時にキョンは達した。
自身からは白濁が流れ、キョンの制服のシャツを汚した。

それと同時に古泉がゴム越しで達した。
達すると同時にキョンは力が抜けたのかぐったりと古泉に腕を回したまま彼の肩に顔をうずめそのまま瞳を閉じた。

もう1度彼が目を覚ますのはそれから1時間後だった。



END

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短い!こういうペースでまた
古キョンのエロとか増やしていきたいです。
教室エッチ大好きです\(^o^)/←


2009 0610

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