擬人化アンパンマン小説

□嫉妬のクリスマス 前編
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12月24日・・・。
今日はクリスマスイヴなのだ。


外は白い雪がたくさん降って、ホワイトクリスマスになっているのだ。
町のやつらは、クリスマスということで浮かれている。

それがムカツクから、町でイタズラしよう。
そう決めたけど、それさえもやる気なくして、あいつらが楽しんでるのが
腹立たしい。けれど・・・そんなことをしても、むなしいだけで・・・。



だから、暇なので地下室にある研究所で色々機械を作っていた。



「ちょーっと、バイキンマン!あんた何でクリスマスなのに、研究所でこもってるのよ!?」

「え?ドキンちゃん・・・」



ドキンちゃんは、黒のタートルネックにひらひらしたミニスカートを揺らしながら
黒のタイツに赤のパンプスを履いて、研究所にやってきた。



「あんた、何やってんのよ!?」

「何って・・・実験をしているのだ。」

「はぁ?そんなのいつでも出来るでしょうが!ほら、出かけるわよ」

「出かけるって・・・どこへ?」

「いいから!!早く行くわよ!!」



ドキンちゃんに無理矢理、白衣を脱がされ、あらわになったのは
灰色のスエット姿だった。

ドキンちゃんに手を握られ、そのまま研究室をあとにして
俺は、自分のUFOに乗り込んで、そのままバイキン城を後にした。
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