擬人化アンパンマン小説
□遊園地デーツ 前編
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遊園地デーツ 前編
「き〜んwねね、今からデートしよvv」
「は?」
ニッコリと笑って、僕がベッドの上で菌に馬乗りしてると
菌は、眉間に皺を寄せて僕を睨んだ。
睨んでも、かわいいだけなのにそれをこの子は分かってないんだから。
「いいから、そこをどけなのだ」
「ん〜しょうがない」
僕は、菌の言うとおりそのままベッドに腰掛けた。
菌は起き上がって、僕の方を向いた。
「なんでいきなり、貴様が俺の部屋にしのびこんでんだ!
ここは俺様の城だぞ!不法侵入で訴えるぞ!」
「いいじゃん、いつものことだし★」
「いつもってな〜・・・まあいいや。で、今日はデートをしろと?
しかもいきなり・・・・。今日は無理なのだ。俺様は忙しいからな・・・
餡もヒーロー家業が忙しいんじゃ?」
「あ〜大丈夫★今日は休みだから〜」
ピースして僕が言うと、菌はため息をついて
また僕を睨んだ。