Novel2
□眼鏡の秘密
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某日PM18:30
今日は、
葵理事と一緒に、
帰ることになった。
二人で、学院の駐車場まで
歩いているときに
雨が降ってきた。
最初は、小雨だったのが、
たった二分位で大雨になった。
運悪く、お互い傘は
持ってなかった。
あと少しで車に乗れるのに…
でもこれじゃ、
車が水浸しになってしまう。
「葵理事、これじゃ、
車が水浸しになっちゃいます。」
「そうだな。
理事長室に戻るか。」
「ええ。そうしましょう。」
葵理事の顔を見て、
返事をしたとき
私は息を飲んだ。
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