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□終電
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「沖田君!電車間に合わないって!!もう無理!!!」
「絶対大丈夫ですから、安心して下せぇ」
「…今担いでいるバズーカで電車撃つとかヤメテよ?」
「まさか。狙うのは車掌だけでさぁ」
「それじゃ銀さん帰れないでしょー!?あっじゃなかった、善良な一般市民撃っちゃダメー!!」
「もう帰らなくてもいいんじゃねぇですかぃ?今日だって久々に二人で逢えたのに。身体に触れたのなんて14時間ぶりですぜぃ?そんなに俺から離れたいんですかぃ。」
「全然久々じゃねーだろ。今朝逢ったばっかじゃんか。」
「旦那は離れたくねーとか思わねーんですかぃ?少しも?」
「おっ思わねー…訳じゃ…でも年頃の女の子もいるし…しっ心配っつーか…(そんな悲しそうな顔してこっち見んなよー)」
「…わかりやした。困らせてしまってすいやせん。
もう電車行っちまったんで、車で送りやす」
「送るって…車ないでしょ?いったん屯所戻んの?」
「大丈夫でさぁ。山崎に持って来させやす。」
「持って来さすって…あーもうわかったよ。」
「旦那?」
「じゃ―長く二人でいられるように、ゆっくり送って?」
「…わかりやした。(そんな可愛い事言いながら首傾げて、こっち見ないでくだせぇよ…)ゆっくりですね?」
「…つーか隊長。歩いて10分の距離にいちいち呼び出さないで下さいよー!!!(T-T)」
*あとがき*
最近、余りに終電ぎりぎりが続いたので、妄想しまくった結果です。
キレーに会話のみですみません…
ちなみに山崎も銀ちゃん好きです。(←酷い(笑))
銀ちゃんが、歩いて10分の距離なのに電車に乗ろうとしたのは久々に沖田君と二人で逢ったからです(笑)