笑顔の貴方にありがとう


□謝る事しかなかった毎日
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ただ頭を地面につけ謝る私にお坊さんが声をかけてきた。墓の側にある部屋へ連れて行かれ、まともに話さえ出来ない私の前で正座し、黙って座っていた。オバサンが布団を敷いてくれ寝かされ私は眠りに入る。数日お寺に泊まり、私の携帯に入る着信の中の1番多く入る幼なじみの番号に連絡したお寺の人。来た幼なじみが私を殴った。止める寺の人。怒り狂う幼なじみ。落ち着き私をチャリの後ろに乗せ、走る間無言で私も何も話さなかった。私の住みかの駐輪場に着き『皆いるから、心配かけんな』部屋に入ると騒ぐ人達。私の大好きなご飯とほうれん草と卵のオジヤが鍋一杯に置いてあった。私は泣く事しか出来なかった。

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