笑顔の貴方にありがとう


□ただの見栄
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ノンビリした彼の前で暴力なんて見せたくなかった。喧嘩後の姿を見られ頭をたたかれた。先輩の喧嘩に巻き込まれた。レイプされてる女を助ける事なく逃げた。走り逃げる周りにつられ逃げ回り……バカみたいだ…知らない女が気になり戻る私についてきた人間はいなかった。後の私がどぅなったかは誰も教えてはくれず彼は泣き続けた。…やめよう……族抜けの制裁は見た事があった。リンチ…容赦ない暴行…妊娠した女の膣に枝を突っ込み子供も彼女も殺した奴もいた……私が死んだら彼は泣くだろうか…
族抜けを言い、彼に携帯と財布を預けた。以前、死んだ先輩が2人いた。2人とも族抜けで1人は妊娠、そして腹の子と共に死んだ。もぅ1人はやり直す道が見えて族抜けを決め制裁を受けた。逃げるならいくらでも逃げられた。それをしなかったのは後輩へのしめし。プライド。私のくだらない話を笑って聞いてくれた人だった。
囲まれる私。笑いながら私を殴る道具を持つ先輩後輩の姿。二度と会わない人間達。待つ彼はどんな気持ちなのだろうか…先輩の死に崩れて泣き、墓から離れられなかった姿を見ている彼。幼なじみに言って部屋から出ないようにした。私が死んだら後悔するだろか…そんな事を思うのは余裕なのか、それとも懺悔なのか…
生きていた私を彼は黙って見ていた。声が出ず、体が動かせなかった。病院のベットに3週間座る事も許されなかった。彼が高校のテスト結果、ノートを見せる。私には必要ない物。『俺の暇な結果』…暇で勉強してたん彼の成績が上がったのは私の入院中までだった。

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