時を走る少年

□タイムリープ
2ページ/4ページ




でも…確かにあの時…
俺の身に起きたんだよな…

そして、死ななかった…



なら、やってみた方が面白いぜ!



立ち上がり、笑みを浮かべ


ドッシン



『何?今の音』



『ちょっと、赤也を見てきてくれるかしら?』




どうやら、失敗みたいだ
俺の身体には痛みが走るだけ…
でも、時間は戻ったかもと淡い期待で目覚まし時計を見てみる。



「全然変わってねぇ」



ちけぇ、距離だとダメなのか?
少し考えながら窓辺に寄り


「こっからな「赤也死んじゃダメぇえっ!!」



姉貴は泣きながら俺に抱き付く
いつ入ってきやがったんだ、この姉貴は…。



「あたしが今日ちゃんと起こさなくて、赤也のゲーム壊したから?!」



「壊したのかよ!」



「だから、赤也死のうとしたんでしょ?!!」



「はぁあぁ?!!」




この姉貴は…。



「散歩行って来る、ついてくんなよな」



「赤也!早まらないでー!」


「死ぬ気すらねぇよ」



俺は部屋から出ると近くの海へと行く。
此処には結構世話になったっと、昔のことを思い出し笑いを漏らすと


おばさんに言われた事を思い出す



.
次へ
前へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ