時を走る少年
□タイムリープ
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でも…確かにあの時…
俺の身に起きたんだよな…
そして、死ななかった…
なら、やってみた方が面白いぜ!
立ち上がり、笑みを浮かべ
ドッシン
『何?今の音』
『ちょっと、赤也を見てきてくれるかしら?』
どうやら、失敗みたいだ
俺の身体には痛みが走るだけ…
でも、時間は戻ったかもと淡い期待で目覚まし時計を見てみる。
「全然変わってねぇ」
ちけぇ、距離だとダメなのか?
少し考えながら窓辺に寄り
「こっからな「赤也死んじゃダメぇえっ!!」
姉貴は泣きながら俺に抱き付く
いつ入ってきやがったんだ、この姉貴は…。
「あたしが今日ちゃんと起こさなくて、赤也のゲーム壊したから?!」
「壊したのかよ!」
「だから、赤也死のうとしたんでしょ?!!」
「はぁあぁ?!!」
この姉貴は…。
「散歩行って来る、ついてくんなよな」
「赤也!早まらないでー!」
「死ぬ気すらねぇよ」
俺は部屋から出ると近くの海へと行く。
此処には結構世話になったっと、昔のことを思い出し笑いを漏らすと
おばさんに言われた事を思い出す
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