〔忘れな草〕

□Prologue
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私の日常・・・・・・。


それは


 白い病室で


  ただ

         ただ
      

息を吸うだけの日を過ごし、


 毎日、拷問の様な診察を受ける・・・


『あなたは、誰?』


   『何か思い出した?』


 『覚えていないのかっ!?』


怒声・・・罵声・・・


 疲れきった私を癒すのは


僅かに、カーテンから漏れる

 新緑の木漏れ日

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